1Q84 第2巻

ブックレビュー
AdobeのAI画像生成による

この巻では二人の過去が掘り下げられる。

青豆・・・・「証人会」の信者の娘としての過去、親友の死と復讐(最初の殺し)、新しい友人歩みを通して顕になる彼女の性癖。そんな彼女にあっても唯一思い続ける男性がいることが語られる。その10歳の時彼女の心の支えとなった男性が天吾であるらしいこと。そして彼女に新たな指令が降りる。老婦人お所に匿われている少女ツバサをレイプしたカルト団体「さきがけ」のリーダーをあの世に送ること、そして彼女が語る「リトルピープル」の秘密を探ること。警察官である中野あゆみを通して、青豆は「さきがけ」を探っていく。

天吾・・・・彼の過去が語られる。柔道、数学、打楽器の才能、そして人妻との逢瀬。天吾がリライトした「空気さなぎ」はとうとう世に出て賞をとる。ふかえりはその容貌と平家物語の暗唱で記者会見を無事乗り切り、掲載した文芸誌は完売、単行本はベストセラーになる。彼女の保護者である戎野先生の思惑も入り混じり、社会に波紋を広げるが、ふかえりは突然失踪してしまう。やがて、リトルピープルへの恐れを語るテープをよこす。


青豆が、今生きている世界が「1Q84」であることを認識できるのは、警官の重武装、その原因となった銃撃事件を引き起こした「さきがけ」の存在と二つの月。青豆が殺し屋という非現実的な存在のせいか、迷い込んだ「1Q84」の世界にたじろぐことはほとんどなく、自分のミッションを黙々とこなす。一方、天吾は、まだ「1Q84」に気づいていない、あるいは、もともと「1Q84」世界の住人なのか?(いや、青豆の世界は天吾とつながっているはず。)


この第2巻では天吾も青豆同様にその性癖がどんどん描かれていく。いや、全編二人の性行為が散りばめられている。

最近は、本屋さんがどんどん無くなり、ネットで買うようになったので、ブックカバーは使わなくなった。ただ、どういうわけか今回はラッピングの紙でカバーを作って読んでいる。電車の中で「あの人あのエロい場面読んでるのかしら」と、恥ずかしい思いをしなくて済んだ。ホッ。

それにしても超久しぶりに読んだ村上作品、こんなに性描写多い作家だったっけ?

さて「1984」「1Q84」世界はどんどん進み、第3巻へ続く。


ちなみに使っている画像は話題のAI画像生成を利用してみた。さまざまなアプリが、ありますがadobe fireflyで生成。東京タワーの形状がいくらやってもあやふや。

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